【2月10日】直筆と側筆
まだまだ寒い日が続きますが、おしか書道教室の今月の検定課題が仕上がりました!
今回は1年生から通ってくれている男の子の成長を取り上げたいと思います^^
↑ 小学校3年生の書き初め競技会に出品した時の作品です。
とてもダイナミックに書けていますが、筆を立てずに側筆(毛の腹の部分を使って書く線)を使ってしまっているため、線がでこぼこしたり、かすれたりしています。
綺麗な字を書く事を目的とした習字では、直筆(筆を垂直に立てて書くことで、穂先が常に線の中心を通る線)が推奨されます。
そして5年生になり、「直筆」が扱えるようになりました👏✨
↓1月号の課題「歴史」を見てみると、直筆の芯のある引き締まった線で、形や配置も上手に取ることができています。
そしていよいよ、次は初段!これまでよく頑張って続けたね^^
直筆を自由に扱えるようになるには、練習を重ねる上で「なぜ筆を立てるのか」を自ずと理解することが大切です。
また、毛筆を学ぶことで硬筆と違った文字の美しさ、書く事のおもしろさを感じることが出来ます。
そして、日常生活での「文字意識」を高める効果につながりますので、
これからも”毛筆”を楽しみながら学んで行きましょう^^♪